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肉食はダメ?

このページでは、肉食と便秘の関係について解説しています。

肉食は便秘になりやすいって、本当?

「肉食は便秘になりやすい」・・・。そんな便秘にまつわる話を聞いたことがありますが、これってホントなのでしょうか?

実は、本当なのです。

一般的に、肉類が中心の食生活になると、野菜を摂る量が少なくなりがちで、食物繊維が不足してしまう傾向が大きくなります。お肉を食べると満腹になるのが早いために、野菜があっても食べることができなかったり、肉好きの人には野菜嫌いの傾向がみられるからです。

肉類中心で食物繊維が不足すると、便の元が作られにくくなくなるため、排便回数が減ってしまい、便秘になりやすくなるんですね。

そして、便秘になって腸内に肉類などがたまってしまうと、腸内環境が悪化し、悪玉菌が増えて、体に影響を与えていくようになります。悪玉菌は、腸内に運び込まれたタンパク質などの栄養素を好んで食べ、腐敗物質に変えていきます。この腐敗物質が増えると、悪玉菌はますます繁殖し、発ガン物質をつくる原因になることもわかっています。

この悪玉菌を減らすためには「善玉菌を増やすと良い」といわれますが、この善玉菌を増やすには、食物繊維を摂ることが大事なのだそうです。 食物繊維は人間の消化酵素の影響を受けにくく、消化吸収されずに大腸まで届きます。そして便の元となり、排便を助けてくれますが、大腸にこびりついた老廃物や毒素も取り込んで排出されますので、便秘も防ぐだけでなく、悪玉菌や腐敗物質を抑えて、発ガン物質の生成も抑えていくのです。つまり、食物繊維をとることで、腸内環境が良くなるんですね。

ですから、肉食が好きな人は、食物繊維を摂るためにしっかりと野菜を一緒に食べるようにすることで、便秘を解消することができ、健康にも良いといわれています。

日本人と肉食と大腸ガンの関係

日本人は昔から、穀物と野菜、魚中心の食生活を送ってきました。 戦後になって、日本に肉食中心の洋食文化が入ってきて広まるようになり、それと同時に、欧米人に多かった「大腸ガン」が急に増えるようになりました。

これは、穀類や野菜などの「食物繊維」を豊富に摂っていた食文化から、肉や乳製品などを多く使った「食物繊維」の少ない食文化へ変わったことが原因といわれています。 食生活で摂取する食物繊維が少なくなり、腸内に長くとどまる肉類などが腸内環境を悪化させ、悪玉菌が増殖したことで、大腸ガンや便秘の人が増えるようになったといわれています。